割礼

割礼 2017-05-16T16:45:19+00:00

割礼(包皮切除術)について

割礼

男子性器の包皮の一部を切除すること。

理由

文化的・宗教的・衛生的・慣習的・病的理由などさまざま。

方法

Bell-Clamp を使用する包皮環状切除術(後述)

手術時間

約40分(後述)

対象

生後1週間-生後3ヶ月未満(体重約6500g)
それ以上の成人までは(自分の意思で手術を受けられる年齢)全身麻酔の適応になりますので、当クリニックでは現在行っておりません。

手術

前日

通常通り

当日

予約時間の30分前までに授乳を済ませて、ゲップをしっかりさせておいて下さい。
新しい未使用のオムツと、使用しているようであればおしゃぶりをご持参ください。

成人の方は、軽めの食事を摂っておいてください。

手術

先ず、陰茎根部に局所麻酔注射(キシロカインやマーカイン使用)をした後、包皮を丁寧に広げ下げながら亀頭部を充分に露出させます。
次に、金属製のベルという医療用クランプで包皮を10分間クランプして包皮への血流を止めます。

そうする事によって術後の出血が予防されるので、通常縫合は行いません。クランプ解除の後に出血を認めたら、吸収糸で1針縫合する事もありますが、非常に稀なケースです。但し、成人の手術では例外なく縫合を致します。

最後に、クランプを解除して包皮を環状に切除します。

所要時間は、ベルを装着するまでに約10分、クランプで止血している時間10分、そして包皮切除、清拭や保護者への説明などで10分、合計約40分とお考え下さい。

費用

乳児:64,800円(税込み)~

成人:111,240円(税込み)~

注意

当クリニックは保険診療を行っておりませんので、費用は100%自己負担になります。
お支払いは当日窓口で現金、または各種のクレジットカードでの一括払いをお願いしております。
なお、海外の民間医療保険が適応される場合がございますので、それらの保険をお持ちの方は会計まで直接お問い合わせ下さい。

アフターケア

緊急連絡

いつまでも出血が続いたり、異常な程度の腫脹を認めたりした場合には、いつでも当クリニックまで(電話番号03-3436-3028)ご連絡ください。
夜間はオンコール体制を取っておりますので、いずれかの医師が対応いたします。

腫脹

手術直後のペニスや陰嚢は腫れたり、暗い青紫色をしたりしているように見えますが、それは局所麻酔と手術操作の結果生じたものですので、心配は不要です。数週間で徐々に自然におさまってきます。

痛み

局所麻酔は、通常手術後数時間は効いています。
麻酔が切れた後に痛みを感じる事はないはずですが、数日の間は不快を感じることはあります。成人の方は、タイレノールなどの鎮痛剤の服用をして頂いても問題ございません。但し、アスピリン系の鎮痛剤は出血を促しますので、禁止です。

食事

授乳は、術後直ぐに与えていただいて結構です。
興奮してなかなか飲まない場合もございますが、心配は不要です。

ガーゼ

手術後に、抗生物質の付いたガーゼが創の周囲に巻かれますが、オムツ交換などの際にそのガーゼが取れても心配ございません。新たにガーゼを当てず、外したままにしておいてください。

オムツ交換

通常より頻繁にオムツ交換をしてください。そうする事によって、創を乾燥した清潔な状態に保つ事ができます。逆に、創を尿や便で濡れた環境におきますと感染の危険が高まりますので、ご注意ください。

入浴

翌日(術後24時間経過後)から、入浴は可能です。
その際、創に巻かれていたガーゼは完全に除去してください。
創にくっ付いて取れにくい場合には、お湯でふやかしてみると容易になります。
お風呂に消毒液を入れたり、また創自体に消毒液を付けたり、またワセリンを塗布したりする必要はありません。(使用して頂いても問題はございません。)

創の清潔

翌日(手術後丸1日経過後)から創のお手入れを開始してください。

先ず、ペニスの外側の皮(包皮)を下がるところまで充分に引き下げ、内側(亀頭部)を完全に露出させます。
次に、亀頭部周囲の溝の部分(ネック)を水道水で濡らした綿棒を用いてきれいに拭います。
アルコールは刺激が強く、創に染みて痛みを伴うので使用はお避けください。
この処置を1日2回、1週間繰り返します。その後もたまに包皮を引き下ろして、癒着のない事をご確認ください。
包皮が充分に引き下ろされず、亀頭の露出が完全でなければ、包皮と亀頭が癒着したり、溝がなくなったりしてしまいます。
そうなると、皮膚が引きつれた状態で創が治ってしまい、その結果、見た目が不恰好になり、痛みを伴う可能性が生じます。

不安

処置の仕方がわからない、この処置で正しいのか、この状態は何なのか、どうなっているのか・・・などなど。
疑問が生じましたら、いつでもご連絡ください。電話でも、メールでも、来院でも構いません。
多方面から撮影した写メールを送ってくだされば、より明確に問題が判明して、的確なアドバイスが出来ると思いますので、お気軽に右記までメールしてください。nurse@tmsc.jp